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Python処理系入門 〜"1 + 1" で学ぶ処理系解読の基礎〜

Pythonの最も主要な処理系であるCPythonの入門記事です.はじめに,CPython で用いられているデータ構造とプログラムの実行方式について簡単に解説します.その後で,「処理系を改造して 1 + 1 = 3 にする」という課題を通して,実際に CPython のコードを読…

漸進的型付けの未来を考える

TypeScript や Python に導入されている「漸進的型付け」ですが,理論と実際の言語の間には大きなギャップが存在します.この記事では,そうしたギャップをプログラマの言葉でわかりやすく解説し,TypeScript や Python といったプログラミング言語の未来を…

型クラスを含んだ型推論を概観する 〜Typing Haskell in Haskell より〜

この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 18日目の記事です. こんにちは @yu_i9 です.CAMPHOR- Advent Calendar には今年が初参加になります! 本記事では「Typing Haskell in Haskell (通称 thih)」から型クラスを含んだ型推論のエッセンスを紹介したいと思…

System F をHaskellとPythonで実装した

無事夏休みに突入して時間ができたので再びTaPLを読み始めました.半年触っていなくても進行,保存の証明が書けるあたり,春の自分はずいぶんしっかりと勉強していたようです.春は22章の型再構築まで読んでいたので,ひとまず23章のSystem Fから読んでサク…

Haskellで簡単な正規表現を実装した【KMCアドベントカレンダー8日目】

KMCアドベントカレンダー8日目の記事です。講義で正規表現とかオートマトンをちゃんと学んだので、Haskellの修行も兼ねて簡単な正規表現を実装しました。理論とか実装とかダルいと思うので、おまけだけ読むと楽しいかも知れません。